毎日遊びという名の実験！

どこで、誰と、何して遊ぼう。

保育者はいつだって安全基地に。

大きく育った大根！自分で育てると一味違う。

食育活動では、包丁も使って調理を。

体操教室では諦めない力を養って。

3,000冊以上の本の中から、お気に入りの一冊を選んで。

水が氷る、吐く息が白くなる、雲がいろいろな形をして流れていく、砂が風で舞い上がるなど、世界は“なんで？どうして？不思議！”で溢れています。

その不思議さに気付いた時、子ども達の中には興味(学びへの意欲)が芽生え始めます。

私たち保育者は、その芽生えを丁寧に拾い、一緒に不思議がり、調べ、楽しみながら学びへと繋げていきます。

園にある、数えきれないほどの遊び。

どの遊びを、誰と、どこで、どんな風にする？また、遊びの区切りをどこで付ける？子ども達は、このような選択を日々繰り返します。

自分で選び、決める事が出来れば、それがやがて自主性へと繋がり、ひいては自分の人生を切り拓く力となります。

入園する子どもたちの大部分が、保護者の方と初めて長時間離れる事になります。不安や緊張が大きく出る子もいるでしょう。

そんな時、保育者が泣き声や言葉にならない声、態度、ちょっとした仕草や表情など、瞬間的な子どものサインに気付き、不安感を様々な方法で安心感に換えていきます。

安心感を得ると、お子さんたちは自然と外に目を向け、遊びを、友だちを“楽しそう”と感じます。子ども達は遊びを通して友だちの良さを知り、繋がっていくのです。